白髪の原因 

e-コスメ本舗

2009年10月20日 17:44


【白髪の原因】
自然な脱毛の後に、色素細胞(メラノサイト)がスムーズに再配置されない原因とは何だろう。
現在のところ考えられているのは、次の5種類である。

(1)遺伝
男性型脱毛症にも共通する原因のひとつ。だが、どの程度、関連があるかは解明されていない。


(2)加齢
体の老化によって、当然、色素細胞(メラノサイト)も弱ってくるため。


(3)生活環境
気温などの外的なものはもちろん、食生活や頭皮のケアの状態によっても大きく左右される。


(4)病気
慢性の胃腸疾患やマラリア、貧血症、甲状腺疾患などの病気があると、急に白髪が増えることがある。
また、尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)ができるとその部分が白髪になったり、円形脱毛症が治るときに白髪になるケースも。
これらは、病気が完治すると、元の黒髪に戻る場合もある。


(5)ストレス
誰もが納得することだろうが、毛髪とストレスの関係は深い。「苦労すると白髪が増える」といわれるのも、ウソではない。ただし、フランス革命の際、投獄されたマリー・アントワネットの髪が一夜にして真っ白になったという逸話があるが、そういったことは現在解明されているところではあり得ない。
毛髪は上記の通り、毛先ではなく、毛根から伸びていく。
そして毛髪の色は、頭皮の外へ出たときには、すでに決まっており、出てから色が変わることは今のところ考えられないのだ。



これらの原因が、ひとつ、あるいは複数重なって白髪が進行すると考えられている。
ここで、遺伝や加齢による白髪だからといって諦めてはいけない。
適切なケアや健やかな生活習慣によって、ある程度は発生を遅らせたり、減らすことはできるのだ。



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